鉄のほそ道！

はしもとみつお作　「鉄のほそ道」・・・

山川珠美は、ライターの大沢大吾とローカル線の取材を編集長に頼まれる。
珠美は許可するが大吾は仕事する気が無く、人間観察を目的に旅をする。

また新刊に手を出してしまった・・・

作家が「築地魚河岸三代目 」「水古風 」の作家なので期待したがなかなか期待通りで面白かった・・・

次々消え行くローカル線に乗ることで様々な風景や匂い、景色、人間模様・・・

１話完結タイプで　どの作品も実にせつなくもなり　悲しくもなり・・・

１巻のローカル線は

■さよならと出発(茨城県/鹿島鉄道)
■鉄道ウォーカー(千葉県/銚子電気鉄道)
■2人の独り旅(静岡県/伊豆箱根鉄道・駿豆線)
■心の旅路(静岡県/寝台特急なは)
■鉄娘の旅([[熊本県/南阿蘇鉄道)
■チカンですよ!(静岡県/岳南鉄道)
■枕木は語る(福岡県/平成筑豊鉄道)
■758段のぼってみれば(香川県/高松琴平電気鉄道・琴平線)
■消えた轍(岐阜県/名古屋鉄道岐阜市内線・美濃町線)
■トンネルを抜けるとそこは・・・(静岡県/大井川鐵道本線・井川線)

死ぬまでには　大井川鉄道のＳＬに乗ってみたいものだ・・・